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Music Hack Dayに参加しました

9/11/2015

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だいぶ時間が経ってしまいましたが、8月22日~23日の二日間、Music Hack Dayというハッカソンイベントに参加してきました。

ハッカソンって?

エンジニアでない方にはきっとなじみのない名前でしょう。
ハッカソンとは、エンジニアやデザイナーが集まって、限られた短い時間の中でアイデア出しから作品の制作、成果物の発表までを行うイベントです。
海外のエンジニア界ではよく行われているのですが、最近は日本でもちょくちょく開催されるようになりました。
ハッカソンでは大抵、作るモノに関してテーマが与えられます。
今回のMusic Hack Dayは、その名の通り「音楽」がテーマです。
作るモノは様々で、Webアプリケーションやモバイルアプリケーションやゲームといったものが多いですが、ハードウェアを作ったりする人もいます。今回のMusic Hack Dayでは音楽の内容に合わせてミックスジュースを作るマシンを作るチームがあったり、Pepperを楽器にするチームがあったり、センサー内蔵のメガネで音を鳴らすモノを作るチームがあったり、いろいろでした。
ハッカソンではエンジニアとデザイナーがチームを組んで制作を行うことが多いです。一人で作ることもできますしそういう人もいますが、チームでやった方が楽しいことが多いです。
普段一人で黙々とコードを書いてることが多いのですが、誰かと一緒にコードを書くというのも新鮮で勉強になることも多いです。
ハッカソンの醍醐味はスポンサー企業の存在といってもよいでしょう。
ハッカソンではスポンサー企業各社から制作に活かせそうな様々なAPIや物資が提供されます。
REST APIやSDKだったり、MIDIコントローラーや実際の製品だったり、会期中の食事だったりします。普段なかなか触ることのできない企業向けのAPIや衝動買いするにはちょっとお高いグッズを気軽に試すことができます。技術的な質問を中の人に直接聞いたりもできます。

さらに最後の成果物発表の後にスポンサー企業各社からAPI賞が選ばれます。
提供されたAPI(や、物)を使って制作された作品の中で優秀だったものに対して賞が贈られます。
商品券だったり、製品だったり、会場で提供されていたモノそのままだったり、いろいろです。
たくさんAPIを使えば、それだけAPI賞をたくさんもらえる可能性があります。
いろんなAPIをマッシュアップして新しい使い道を模索するのも楽しいです。
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スポンサー企業がいてくれるおかげで我々はハッカソン中にたっぷりごはんが食べられるのです!!
そんな楽しいハッカソンですが、実際は24時間ぶっとおしで行われることが多いため、体力的にはとてもつらいです。
でもデザイナーやエンジニアとしての日頃の勉強の成果を24時間に濃縮してチーム内でぶつけ合うのは、普段の業務ではなかなか味わえないおもしろさがあります。

何作ったの?

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こちらのコンセプトページをご覧ください。
一見ただの音楽プレイヤーなんですけど、周りに同じアプリを使っている人がいたらその人のプレイリストに「いいからこれ聴けよ!」って音楽を割り込ませることができるというアプリです。

相手に投げつける曲を選ぶための情報はどこから取ってくるの?
ということで、SpotifyやレコチョクのAPIを使って楽曲検索する機能を付けました。
そのおかげでレコチョク賞を受賞することができました。
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レコチョク賞もらってやったーの図
あと、会場では発表されなかったのですがこちらの記事では審査員賞というのが書かれており、そこでなんと "きゅんくん賞" を受賞していることが発覚しました。
え、会場で言ってくれよ…
アプリ同士の通信はAmazon SNSを使っています。
実は近くのデバイスを検出するような処理までは作れなかったのですけど、最近GoogleがNearby APIというのを発表したので、これ使えば意外とあっさりいけるんじゃね?と思ったりしています。
せっかく作りかけたのだから最後まで形にしたいよなー…

感想とか

サーバー側でSpotifyとかレコチョクとかSoundCloudのAPIを叩いて楽曲情報を取得して、それぞれの情報をアプリ側で使いやすいように加工するという裏方プログラムの制作を担当しました。
今回の作品ではそこまでサーバー側の役割が大きくなかったため、後半若干手持ち無沙汰になってしまったのが心残り。
おもむろにAndroidネイティブアプリ版を作り始めたりしていたんですけど結局中途半端な状態だったので成果物発表の時も出すことがなくなってしまいました。残念。

あと、個人的にはヤマハスポンサー賞のSachikoがほしかったんですけど、製品にヤマハのAPIを絡めることができず断念。とてもくやしい。Sachikoポチるか…

まぁ、なんだかんだあるけど楽しめはしたので。
次回こそはもっと有意義なハックができるようにしたい。

ちなみに、ハッカソンに行くときはNiusoundsじゃなくてkirinsan.orgで名乗ってます。
どこかでお見かけの際はよろしくお願いします。
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