たまにはこういう、1曲1曲についての舞台裏みたいなものを書いてみたいなと思いまして。 CDを聴きながらじっくり読んでいただけると、より楽しめるのではないかと。 なんでライブCDなのかずっとずっと、SEX MACHINEGUNSにあこがれてきました。 いつか自分も武道館のようなステージに立って演奏してみたい。ライブに行くたびにそう思ってました。 しかし自分じゃギターとか演奏できないし、そもそもバンドを組めるともだちがいない。みんなもう社会人だし… 私は考えました。 そうだ、ライブができないなら、ライブをイメージしたCDを作ればいいんだ!! というわけで今回の企画を思いつきました。 なんでスマブラなのか去年の冬コミで何気なくフラフラしていたときに、ゲーム島にたどり着きました。 そこで何気なくフラフラしていたら、スマブラの島がありました。 うちもここに出たい! と思って夏コミはスマブラのジャンルで申し込んだのですが、落選しました。仕方ないのでM3でリベンジすることにしました。 ちなみにPokemonはそのときに作り始めていて、レコーディングも早々にやっていました。 しかし落選したのでどうしようかなぁと思い、でもせっかく作ってるし、じゃあいっそポケモン縛りでコンパクトに1枚作るか、 という感じで方針転換したのが前作の「タイプ:でんき・はがね」です。 収録曲についてPokemon 前作「タイプ:でんき・はがね」で作ったネタをよりライブっぽく再構成しました。 具体的には
特に掛け声は、前回以上にサラウンド感を増しており、会場全体で叫んでいるような感じを出してみました。 ぜひヘッドフォンで聴いてみてください。 Mario Brothers ドラムはAddictive Drumsのメタルフレーズ集からほぼそのまま流用w ベースもギターも特に何も考えずにコードに乗せてるだけなので、2時間くらいでできました。 メロディは当初もっとシンプルな矩形波音だったのですが、さすがにアレなのでちょっと凝ってみました。コイン取ったり1upしたりしてます。 MC ほんとはもっと長いこと1分くらい喋らせたかったのですが、録音する暇も台本考える時間もなかったので、 ありあわせの素材から適当にそれっぽいのを並べてMCっぽくしました。 Kirby これもドラムはAddictive Drumsのメタルフレーズ集からほぼそのまま流用。あれ、今回手抜きが過ぎないか…?w これはアニメのカービィのOPです。 ゲームでは一切使われたことがないので、カービィときいてこの曲をイメージする人はなかなかいない気がします。 インストばっかになっちゃうのはつまんないと思ったので、あえてこの曲をチョイスしました。 Pikmin CMでよく使われていたのでこちらは割とメジャーじゃないかな?とおもいます。 WiiのスマブラXではピクミンのステージでBGMとして選択することもできます。フランス語バージョンもあったりします。 メロディーは変えてないけどなんとなく暗い雰囲気なのは、DメジャーのメロディにBマイナーのコードを当てるという地味なことをしてるからです。これは他の曲でもやってますが、これが一番顕著かなと思います。 アレンジ自体はだいぶ前に作ったものを引っ張りだしてきてるのですが、最近DAWマシンを新しくしたらもう使わなくなった古い音源をプロジェクト内で使っていたりして、そういうのを今の新しい音源で再構築するのに意外と苦労しました。 Mother ここから先はアンコールっていう設定で。だってほらネス隠しキャラだし。 それ言ったらなんでピクミンがいるんだよって話になりますけどw この曲は大学時代のおともだちダーシノくんからの提供です。 やっぱ生ギターはえぇなぁ… このトラックから先は、ずっと歓声の音がバックで鳴ってます。実はここまでのトラックは要所要所にしか入れてなかったんですけど。 アンコールってステージも明るくてお客さんもワイワイガヤガヤみたいな感じかなと思って。 All Star 毎度恒例となっている、アレです。 マリオブラザーズ(マリオ・ルイージ)→ドンキーコング→リンク→サムス→ヨッシー→星のカービィ→フォックス→ポケモン(ピカチュウ・プリン)→キャプテンファルコン→ネスの順に倒していくオールスターモードです。初代スマッシュブラザーズの全キャラクターですね。 やっぱ隠しキャラは最後にしたほうが良いかな?ということでこの曲順です。ルイージとプリンはまとめられちゃってますけど。 個人的にはカービィの後半部分が気に入っています。原曲の雰囲気をそのまま入れたつもりが、ピッタリというw ちなみにこの原曲はCDではDマイナーですが、ライブではCマイナーで演奏しています。 そういうところにも細かなこだわりがあるのです。 大変だったこと通常のCDと違って、ライブでは一度に全ての曲を通して演奏するっていう設定ですから、曲ごとにギターやドラムの音色設定が変わってはいけません。曲ごとのプロジェクトファイルが別々だと、ある曲で音色を調整したら他の全ての曲にも同じ設定を反映させないといけません。 そこで、いっそのことCD一枚を一つの巨大なプロジェクトファイルとして扱うことにしました。おかげでトラックの切れ目について心配する必要もなくなりました。 しかし、例えばPikminでしか使わないオーケストラのトラックもDAWの処理的には全ての曲でミキシング対象になるので、書き出し処理が重いこと重いこと… そこで、今回は積極的に複数のトラックをのサブミックスを作って、細かな個々の楽器のトラックは早々に破棄するという方法で極力トラック数を削るよう努力しました。 あと、全ての曲が繋がって収録されるわけですから、後からもう1曲追加とかいうのが容易にはできません。つながり部分もちゃんと考えないといけないからです。 ホントはもう1曲ゼルダの伝説を入れたかったのですが、こういう都合でボツになりました。 まぁ、作業時間が取れそうになかったという事情もありますが… おまけこのCDは音楽CD用のセッションとPC向けのデータセッションを記録してあるEnhanced CDになっています。 データ部分を見るには、PCのCDドライブにディスクを入れ、マイコンピューターからCDドライブを右クリックして開くを押します。 ダブルクリックだとWindows Media Playerが立ち上がったりすると思います。 中身はMotherことBein' Friendsのスタジオバージョンです。 32bit PCMのWAVと320kbpsのMP3が入っています。 あと、高画質版のイラストも。 あと、歓声はネットで拾ったフリー素材です。ホントはこれも録りたかったんだけどねぇ…
0 コメント
返信を残す |
CategoriesArchives
10月 2018
|